小野市議会 2002-09-03
平成14年第323回定例会(第1日 9月 3日)
平成14年第323回定例会(第1日 9月 3日) ┌────────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 第323回
小野市議会(定例会)会議録 │
│ │
│ │
│ │
│ 平成14年9月3日(火)(第1日) │
│ │
│ 開 会 午 前10時00分 │
└────────────────────────────────────────────┘
第1
会議録署名議員の指名 宮 永 貴代子
鈴 垣 元
第2 会期の決定 9月3日(火)~9月20日(金)
(18日間)
第3 諸報告 (1)
今期定例会に出席を求めた者の職氏名
(2)本日市長から提出された議案(26件)
(3)
例月出納検査結果報告書 ( 1件)
(4)陳情書 ( 2件)
議案第62号 平成14年度
小野市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第63号 平成14年度
小野市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第64号 小野市はーと・シップ(
男女共同参画)
社会推進条例の制定について
議案第65号
小野市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定につい
て
議案第66号
小野市都市開発事業管理基金条例の一部を改正する条例の制定について
議案第67号
小野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第68号
小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第69号
小野市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て
議案第70号
小野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
議案第71号
北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園規約の変更につ
いて
議案第72号
小野市道路線の変更について
議案第73号
温泉活用施設建設(建築)
工事請負契約について
議案第74号
温泉活用施設建設(
機械設備)
工事請負契約について
議案第75号
損害賠償の額の決定及び和解について
開会 午前10時00分
~議長あいさつ~
○議長(
横山四郎君) 開会に先立ちまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日、ここに第323回
市議会定例会が招集されましたところ、
議員各位には、ご健勝にて、ご参集を賜りましたことは、
市政伸展のため、誠にご同慶に堪えません。
さて、
今期定例会に提案されます案件は、平成13年度各会計の
決算認定をはじめ、平成14年度
補正予算、
条例制定などの重要なる案件であります。
どうか、
議員各位には格別のご精励を賜りまして、慎重にご審議の上、適切妥当なる結論が得られますよう、お願いを申し上げまして、誠に簡単粗辞ではございますが、開会のご
あいさつと致します。
~開 会 宣 告~
○議長(
横山四郎君) ただいまから、第323回
小野市議会定例会を開会致します。
~開 議 宣 告~
○議長(
横山四郎君) これより本日の会議を開きます。
日程に先立ち、ご報告致します。
井上 煕議員は所用のため、本日の会議を遅刻する旨の届け出がありましたので、ご報告致します。
それでは、お手元に配付致しております
議事日程に基づき、会議を進めてまいります。
これより日程に入ります。
~日程第1
会議録署名議員の指名~
○議長(
横山四郎君) 日程第1、
会議録署名議員の指名であります。
署名議員は、
会議規則第81条の規定によって議長より指名致します。
宮永貴代子議員
鈴垣 元議員
の両議員にお願い致します。
~日程第2 会期の決定~
○議長(
横山四郎君) 次に、日程第2、会期の決定を議題と致します。
お諮り致します。
今期定例会の会期は、本日から9月20日までの18日間と致したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
横山四郎君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決定しました。
~日程第3 諸報告~
○議長(
横山四郎君) 次に、日程第3、諸報告であります。
まず、
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため、
今期定例会に出席を求めました人の職氏名は、お手元に配付致しております別紙のとおりであります。
次に、市長から提出されました議案は、
別紙一覧表のとおり26件であります。
次に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月出納検査結果報告書1件が提出されております。
次に、陳情第3号として、西宮市の黒坂 真氏から、「
朝鮮商工人の納税額と「
朝鮮人強制連行」「
従軍慰安婦」の
歴史評価は無関係であることを確認するための陳情書」が提出されております。
次に、陳情第4号として、小野市上本町の
西尾邦男氏から、別添の陳情書が提出されております。
次に、
議会運営委員会所管事務調査の報告であります。閉会中に調査を願っておりました
所管事務調査について、
会議規則第103条の規定により、
議会運営委員長から
調査報告書が提出されております。
次に、
常任委員会所管事務調査の報告であります。閉会中に調査を願っておりました
所管事務調査について、
会議規則第103条の規定により、
総務文教、
民生保健、
地域振興の各
常任委員長から、それぞれ調査の報告書が提出されております。
次に、去る8月8日、伊丹市において第209回兵庫県
市議会議長会総会が開催され、2議案を、国に対して要望することに可決・決定されました。
以上の件について、それぞれその写しをお手元に配付致しております。
以上で、諸報告を終わります。
~日程第4 議案第50
号~議案第75号~
○議長(
横山四郎君) 次に、日程第4、議案第50号から議案第75号まで、以上26件を
一括議題と致します。
議案の朗読を省略致しまして、
理事者側より
提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 本日、第323回
市議会定例会が開会されるにあたりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、何かとご多用の中ご出席を賜り、開会の運びとなりました。心から厚く御礼を申し上げます。
さて、既にご承知かとは存じますが、先月発行されました経済誌「
週間ダイヤモンド」の『ニッポン全698
都市ランキング』におきまして、各種の
統計データをもとに30項目を指標別に評価し、その「快適性」「経済力」「成長度」の3項目すべてが
全国平均以上の都市を決める『
ベストシティ・
ランキング』で、昨年に引き続きまして、2年連続で小野市が55位に
ランクインを致しました。
ちなみに、2年連続で選ばれたのは、近畿92市中でわずかに5市であり、兵庫県下では小野市のみであります。このことは、豊かな
自然環境を背景として、道路・下水道・公園等の
社会資本整備が進捗していること、着実に人口も増加していることなど、「快適性」「経済力」「成長度」がバランスよくとれているという評価を受けたことになるわけであります。
これもひとえに、
議員各位の皆様をはじめ、市民のご協力の賜物であると考えている次第でございます。今後も引き続き、「住んで良かったと思えるまち、住んでいることを誇りに思える素晴らしいまち」の創造に向けて、市政に取り組んでまいる所存であります。
ところで、先月16日に開催されました「第25回
小野まつり」でありますが、新しい市民の祭りを目指し、一昨年から
検討委員会を設けて改革が実施されております。よさこい踊りを取り入れて、踊りのコンテスト、「おの恋おどり」を
メインイベントに、
のど自慢大会のほか、夜には
北播地域で最多の2,500発の花火が打ち上げられるなど、昨年を上回る8万人という大勢の参加者で賑わう、素晴らしい祭りでありました。今後も
市民主導による賑わいのある、
ふるさと小野まつりとなるよう期待を致しております。
また、
今期定例会会期中の今月14日から16日の3日間でありますが、
ひまわりの丘公園を会場に、小野市を含む北播磨4市8町が中心となって主催を致します北播磨21
世紀記念イベント「ハートランドフェスタ2002」を開催致します。
「自然・匠・交流」をテーマに、歴史・文化・
伝統芸能・特産品が大集合し、北播磨の魅力を体験できる
地域交流型の
イベントで、期間中には「ひょうごフローラフェスタ」や「
かかしフェスタ」なども同時に開催されます。
議員の皆様をはじめ、多くの市民の方々にご来場をいただきますよう、よろしくお願いを致します。
さて、今市議会で認定をお願いしております、平成13年度の各会計の決算につきまして、総括をさせていただきますと、「
夢プラン2010
おの総合計画」の初年度となりました平成13年度は、一つにはまちを有名にし、愛着の増幅を図る「
誇りづくり」、二つにはまちを元気にし、活性化の促進を図る「
賑わいづくり」、三つにはまちをナンバーワンにし、小野らしさを創造する「オンリー
ワンづくり」、この三つのキーワードを念頭に置きまして、
市民参画による協働の
まちづくりを積極的に展開してまいりました。
財政運営面におきましては、
入札制度改善や人件費の抑制等による
経費削減を行い、不用額の捻出に努めるとともに、地方債の発行を抑制し、
地方債残高を前年度並みとし、一方で、未活用であった
普通財産を売却し、その収入などを積み立て、基金の残高を約10億円増やすなど、厳しい
財政環境の中で、健全性の確保に努めてまいりました。
この結果、
一般会計、五つの
特別会計及び三つの
企業会計の
決算総額は、まず歳入が401億694万1千円、歳出が394億2,648万4千円でございまして、翌年度へ繰り越すべき財源などを除いた収支は、7億6,848万4千円の黒字となりました。
一般会計では、4月に開園を致しました
ひまわりの丘公園や、
温泉活用施設の整備など、「
賑わいづくり」に資する
基盤整備を進めるとともに、
ソーラー発電設備を導入した
来住小学校校舎の改築や児童館「
チャイコム」の建設など、
ハード整備を進めてまいりました。
一方、
ソフト事業では、「
まちづくりモニター制度」等を創設し、これまで以上に“市民の声”を積極的に行政に反映させるなど、福祉、環境、
教育分野と多くの事業に取り組んでまいりました。また、
生活関連道路の整備を進める中で、先月から街路樹のライトアップを始めました「
きらら通り」におきまして、
市民参加による「アダプトプログラム」の活動を開始致しました。
下水道事業会計では、快適な
生活環境づくりを進めるため、積極的に
下水道整備に努め、
農業集落排水事業も含め、
生活排水処理の
普及状況は90.1%となりました。
次に、
病院事業会計では、引き続き
経営改善に取り組んだ結果、昨年度において12年ぶりに黒字を計上し、本年も2年連続の黒字となりました。加えて、病院の医療の質や
組織的基盤などを評価する
病院機能評価の認定を受けたところであります。
病院機能評価とは、病院の
医療体制や質を第三者の立場で評価認定している機関でありまして、
財団法人日本医療機能評価機構というものがあります。そして、その
認定病院は、平成14年7月末現在、全国約9,330病院のうち約7.62%にあたる711病院が認定されるという厳しい認定の評価であることをつけ加えたいと思います。
そのような状況の中で、これら決算に関しましては、
監査委員からいただきました審査意見につきましても、十分これを尊重し、今後とも健全な
財政運営に努めてまいりたいと考えております。
次に、今回の
補正予算議案でありますが、7月と8月に実施しております「市長への手紙」におきまして、市民の皆様方からいただいた貴重な意見の中で、最も多い要望が、やはり
道路環境に関する要望であります。その市民の声を即時に反映するために、これまで
道路舗装率を
年度別数値目標を掲げ進めてまいりました。
具体的には平成10年度72%であったものを、平成11年76%、平成12年は79%、平成13年度は87%でありました。そして、平成14年度末の
道路舗装率を92%に向上させる経費のほか、
男女共同参画関連施策、福祉・教育の推進に要する経費をこのたび計上致しております。
次に、
条例議案では小野市の目指す
男女共同参画社会の理念、その推進のために、方針と責務等を明らかにするため、新たに「小野市はーと・シップ(
男女共同参画)
社会推進条例」案を上程致しております。
また、黍田町に建設を予定致しております
温泉活用施設につきましては、①心と体の
健康づくり、②自然の森・水・光を活かした安らぎの創出、③出会いと交流の
場づくり、
④活性化のための
ネットワークづくりを目標に掲げ、計画を進めておりますが、平成16年春のオープンに向け、その
建設工事請負契約に係る議案を上程致しております。
さて、
今期定例会に提出致しております議案でありますが、
・条例の一部改正に伴う
専決処分の承認を求めるもの……1件
・平成13年度各会計の
決算認定に係るもの……4件
・
一般会計ほか
補正予算に係るもの……9件
・条例の制定及び一部改正に係るもの……7件
・一部
事務組合規約の変更に係るもの……1件
・
市道路線の変更に係るもの……1件
・
工事請負契約に係るもの……2件
・
損害賠償の額の決定等に係るもの……1件
の計26件であります。
各議案の細部につきましては、それぞれ担当者から説明を申し上げますので、ご審議、ご決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
横山四郎君) 議案第50号
専決処分の承認を求めることについて(
小野市税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第51号 平成13年度
小野市歳入歳出決算の認定について、議案第52号 平成13年度
小野市都市開発事業会計決算の認定について、以上3件を
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(井上嘉之君) 議案第50号
小野市税条例の一部を改正する
条例制定の
専決処分の承認を求めることについて、
提案説明を致します。
議案書の50ページであります。
本条例につきましては、
地方税法の一部を改正する法律が平成14年7月3日公布、同年8月1日から施行されることとなったため、
市税条例の一部を改正する必要が生じ、平成14年8月1日付をもって専決したもので、これについてご承認をお願いするものであります。
今回の改正は、国の法人税における
連結納税制度の創設に伴い、
連結納税の承認を受けた法人に課する
法人市民税について、
従前どおり単体法人を
納税単位とするための規定の整備が行われたため、
市税条例において引用する
地方税法並びに
法人税法の条項への対応など、所要の規定の整備を行ったものであります。
その主な
改正条文につきましては、お手元に配付しております一部
改正条例の
説明資料に基づいて説明致します。
まず、50-2ページをお願い致します。
第48条は、法人等の市民税の
申告納付に関する規定ですが、
連結確定申告書の
提出期限延長の特例を受けている
連結法人が、災害その他やむを得ない理由が生じた場合には、
当該事業年度に限り、同条第18条の2の災害等による期限の延長の規定を適用することができるとされるものであります。
次に、50-4ページをお願い致します。
第50条は、法人等の市民税に係る不足税額の納付の手続に関する規定ですが、延滞金の計算の基礎となる期間について、
連結法人についても
更正決定の通知があった日が申告書を提出した日の翌日から1年を経過する日後であるときには、当該1年を経過した日の翌日から
当該通知をした日までの期間は延滞金の計算の基礎となる期間からは除くものとされるものであります。
次に、50-5ページをお願い致します。
第52条は、法人の市民税に係る納期限の延長の場合の延滞金に関する規定ですが、
連結法人についても
連結確定申告書の
提出期限の延長の特例を受けた場合、
延長期間については
延滞金額を加算して納付することとされるものであります。
その他の改正につきましては、引用する
地方税法及び
法人税法の改正に伴う条文の整備を行ったものであります。
なお、附則につきましては、施行期日及び経過措置を規定致しております。
次に、議案第51号 平成13年度
小野市歳入歳出決算の認定について、
提案説明を致します。
歳入歳出決算書の1ページからであります。
一般会計の
歳入決算額は194億6,843万1,554円、
不納欠損額287万2,749円、
収入未済額4億1,824万9,702円であります。
一方、
歳出決算額は188億8,437万7,557円で、その結果、
歳入歳出差引残額は5億8,405万3,997円となり、このうち翌年度へ繰り越すべき財源1億8,286万6千円と、
財政基金繰入金2億1千万円を差し引いた残額1億9,118万7,997円を、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
次に302ページ、
国民健康保険特別会計であります。
歳入決算額は35億5,303万6,952円、
不納欠損額940万7,287円、
収入未済額2億7,568万7,770円であります。
一方、
歳出決算額は34億213万1,952円で、その結果、
歳入歳出差引残額は1億5,090万5千円となり、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
次に、350ページの
老人保健特別会計であります。
歳入決算額は40億696万1,801円、一方、
歳出決算額は39億7,922万9,339円で、その結果、
歳入歳出差引残額は2,773万2,462円となり、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
次に、368ページの介護保険
特別会計であります。
歳入決算額は17億6,922万8,704円、
収入未済額198万9,849円であります。一方、
歳出決算額は17億3,509万3,422円で、その結果、
歳入歳出差引残額は3,413万5,282円となり、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
次に、407ページの下水道事業
特別会計であります。
歳入決算額は43億381万2,534円、
不納欠損額43,680円、
収入未済額1,900万1,262円であります。一方、
歳出決算額は42億9,481万7,607円で、その結果、
歳入歳出差引残額は899万4,927円となり、このうち翌年度へ繰り越すべき財源830万円を差し引いた残額694,927円を、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
次に、439ページの
農業集落排水事業特別会計であります。
歳入決算額は7億5,199万4,443円、
収入未済額38,450円であります。一方、
歳出決算額は7億4,956万4,936円で、その結果、
歳入歳出差引残額は242万9,507円となり、このうち翌年度へ繰り越すべき財源211万6千円を差し引いた残額313,507円を、平成14年度へ繰り越すことと致しております。
なお、463ページ以下の実質収支並びに財産に関する調書につきましては、それぞれ記載しているとおりであります。
また、決算の内容につきましては、それぞれの会計に記載しております歳入歳出決算事項別明細書及び別冊の決算報告書をご覧いただきたいと存じます。
次に、議案第52号 平成13年度
小野市都市開発事業会計決算の認定について、
提案説明を致します。
別冊の
小野市都市開発事業会計決算書の9ページをお開き願います。
まず、業務につきましては、工業団地管理センターの管理及び施設の改修を行っております。
次に、決算の内容について説明を致します。
決算書の2ページをお開き願います。
まず収益的収入及び支出であります。収入では営業収益200万円、営業外収益1,152万4,670円、合計1,352万4,670円となっております。
支出は営業費用1,258万5,102円となっております。
次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は固定資産売却代金として、111,425円、支出は建設改良費として345万2,822円となっております。
なお、詳細につきましては、11ページ以降に記載をしております収益費用明細書等をご高覧願います。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第53号 平成13年度
小野市病院事業会計決算の認定について、
市民病院事務部長。
(
市民病院事務部長 登壇)
○
市民病院事務部長(峯山幸八君) 議案第53号 平成13年度
小野市病院事業会計決算の認定について、
提案説明を致します。
別冊の
小野市病院事業会計決算書10ページをお願い致します。
まず、決算における総括事項でありますが、近年、病院経営を取り巻く環境は、膨張する国民医療費の抑制策が推進され、非常に厳しい状況が続いています。一方、医療需要は住民の健康への関心の高まりにより、多様化するとともに、そのニーズは量的拡大から質的充実へと変化しております。
このような環境下で、より高度で特殊な医療や救急医療に取り組むとともに、健全経営を確立することが良質な医療の提供に不可欠であるとの認識のもと、経営体質の改善に取り組み、基本理念に掲げる「信頼と満足が得られる患者中心の医療」を提供するため、積極的質的向上を進めてまいりました。
本年度は医師の途中退職などにより、耳鼻咽喉科の外来隔日診療や内科の診療体制の一部変更などを余儀なくされ、不本意な状況で推移し、医師の確保に向けて努力しましたが、大学における医師数の不足から充足することができませんでした。
一方、施設整備の面では、受変電設備の老朽化に対処するため、受変電設備の更新とともに、予備線電力方式を導入し、停電による不測の事態に備えた体制の強化を図りました。
医療機器等の整備では、より正確な画像診断を行うデジタル画像処理システムや、検査時間を短縮するホルター心電図解析装置など、計28品目の購入を行い、その充実を図りました。
業務実績については、入院患者数は耳鼻咽喉科の医師の退職などが影響し、71,222人で、昨年に比べ1,480人の減少となり、外来患者数は下半期に算定方法を改め、結果として160,455人で、17,986人の減少となりました。
次に、決算報告でありますが、同決算書の2ページをお願い致します。
決算状況については、収益的収入及び支出では、収入決算額39億8,584万2,748円、支出決算額39億4,912万9,548円、収支3,671万3,200円で、昨年に引き続き黒字決算を計上することができました。
また、資本的収入及び支出では、収入決算額3億5,826万3,810円、支出決算額4億5,816万7,796円で、収支不足額9,990万3,986円は、過年度分損益勘定内部留保資金等で補填しております。
なお4ページ以降は、損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書及び貸借対照表であります。
ご高覧をいただきますようお願い致しまして、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第54号 平成13年度
小野市水道事業会計決算の認定について、
水道部長。
(
水道部長 登壇)
○
水道部長(萩原絹夫君) 議案第54号
平成13年度
小野市水道事業会計決算の認定について、
提案説明を致します。
別冊の
小野市水道事業会計決算書の13ページをお開き願います。
水道事業は、清浄かつ低廉な飲料水等をより安定的に供給するとともに、給水サービスの一層の向上を目指し、あわせて経営の安定化に努めてまいりました。
まず施設の整備面でありますが、老朽配水管布設替工事など、配水管の整備を約8.2km施工致しました。
次に、給水量につきましては、給水戸数の増加はあったものの、昨年度に引き続き大口需要家等の節水志向により、年間給水量は約649万3,000?となり、前年度より約75,000?、率にして約1.1%の減となりました。
続きまして、決算書の1ページをお開き願います。
決算の状況でありますが、収益的収入及び支出では、収入総額が16億777万6,239円となり、前年度に比べ、給水収益の減を受託工事収益の増によりカバーし、ほぼ横ばいとなりました。
また、支出は総額14億9,191万4,373円となり、配水及び給水費並びに支払利息は減少したものの、原水及び浄水費並びに受託工事費等が増加したことにより、前年度より率にして約5.3%の伸びとなっております。
これらの結果、本年度の純利益は、消費税を処理致しまして1億970,028円となり、前年度比約44.6%の減益となりました。
次に、資本的収入及び支出では、収入総額2億8,795万4,573円で、主たる収入は工事負担金及び企業債であります。
一方、支出総額は4億6,601万8,951円となり、その主なものは、配水管布設替等建設改良に係る工事費及び企業債償還金等であります。
この結果、収支不足額1億7,806万4,378円は、過年度損益勘定留保資金等により補填致しております。
なお、3ページ以降は、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表などであります。
あわせてご高覧いただきますようお願い申し上げ、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第55号 平成14年度
小野市一般会計補正予算(第2号)、議案第61号 平成14年度
小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)、以上2件を
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(井上嘉之君) 議案第55号
平成14年度
小野市一般会計補正予算(第2号)について、
提案説明を致します。
議案書の55ページであります。
今回の補正は、「市長への手紙」など市民からの要望を即時に反映するため、
道路環境の整備向上、
男女共同参画関連施策や図書館の児童コーナーの充実などをはじめとする、所要経費の補正であります。
まず第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の総額に歳入歳出それぞれ1億1,500万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ194億3,500万円にしようとするものであります。
次に55ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要について説明致します。
まず歳入でありますが、款9 地方交付税は交付見込みにより、款18 繰越金は額の確定により、また款11 分担金及び負担金、款13 国庫支出金、款14 県支出金、款19 諸収入は、事業に係る財源の収入見込み等により、款17 繰入金は財源調整により、それぞれ補正しようとするものであります。
次に55ページの2、歳出であります。
主な内容ですが、款2 総務費で
男女共同参画に関するセミナーや情報誌の発行、議員1人1台のパソコン配備、款3 民生費でバリアフリー情報のホームページによる発信や、精神障害者小規模作業所運営補助の充実、款5 農林費で冬季農産物確保のためのパイプハウスの設置補助、款7 土木費で舗装率向上を目指した一般道路整備事業や緊急地方道路整備事業の追加、款9 教育費で図書館の児童コーナーに相談・貸し出し窓口の設置や児童図書の充実などについて、それぞれ所要額を補正しようとするものであります。
次に第2条
債務負担行為の補正は、55ページの5、第2表に記載しておりますとおり追加1件で、平成15年度から17年度までの来住小学校敷地賃借料の設定であります。
なお、詳細につきましては、55ページの6以降に記載致しております「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご覧いただきたいと思います。
次に、議案第61号 平成14年度
小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の61ページであります。
今回の補正は、小野工業団地内の市道4331号線と三木市市道を接続する道路事業費を計上しようとするものであります。
第3条 収益的収入及び支出の補正でありますが、既決の総額に収入、支出それぞれ500万円を追加し、総額を1,120万円にしようとするものであります。
第4条 資本的支出の補正は、土地造成事業費で道路改良に必要な工事費等500万円を追加しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、61ページの2以降の「平成14年度
小野市都市開発事業会計補正予算実施計画」等をご高覧願いたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第56号 平成14年度
小野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第57号 平成14年度
小野市老人保健特別会計補正予算(第1号)、議案第58号 平成14年度小野市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上3件を
市民福祉部長。
(
市民福祉部長 登壇)
○
市民福祉部長(廣瀬宗男君) 議案第56号 平成14年度
小野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、
提案説明を致します。
議案書の56ページであります。
第1条 既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ7,710万円を追加し、予算の総額を35億6,210万円にしようとするものであります。
今回の補正は、歳入については繰入金及び繰越金、歳出については総務費及び諸支出金の補正が主なものであります。
続きまして56ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要について説明致します。
まず歳入でありますが、款8 繰入金は職員の人事異動に伴う職員給与費などの繰入金及び財政安定支援事業繰入金の確定により619万6千円の追加、前年度繰越金を受けての国民健康保険事業基金繰入金8,000万円の減額により、合計7,380万4千円の減額、款9 繰越金は前年度繰越金確定により1億5,090万4千円の追加補正であります。
次に歳出でありますが、款1 総務費は職員の人事異動に伴う給与費等で125万4千円の追加、款6 保健事業費は医療費通知の充実により188万9千円の追加、款9 諸支出金は退職者医療に係る療養給付費交付金の返還などのため、6,121万3千円の追加、款10 予備費は医療費の増嵩に備えるため1,274万4千円の追加補正であります。
なお、詳細につきましては、56ページの3以降の「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご高覧いただきたいと存じます。
次に、議案第57号 平成14年度
小野市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の57ページであります。
第1条は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ160万円を追加し、予算の総額を43億4,760万円にしようとするものであります。
今回の補正は、歳入については繰越金、歳出については諸支出金の補正が主なものであります。
続きまして57ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要について説明致します。
まず歳入でありますが、款1 支払基金交付金は平成13年度交付分との精算により2,646万4千円の減額、款2 国庫支出金は平成13年度分の追加交付による33万3千円の追加、款5 繰入金は前年度繰越金として2,773万1千円の追加補正であります。
次に、歳出でありますが、款2 諸支出金は県への平成13年度分の償還金として160万円の追加補正であります。
なお、詳細につきましては、57ページの3以降、「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご覧いただきたいと存じます。
次に、議案第58号 平成14年度小野市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の58ページであります。
第1条は既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ610万円を減額し、予算の総額を21億7,390万円にしようとするものであります。
今回の補正は、歳入については繰入金及び繰越金、歳出については総務費の補正が主なものであります。
次に、58ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要について、説明を致します。
まず、歳入でありますが、款4 支払基金交付金は平成13年度精算による介護給付費交付金145万9千円の追加、款7 繰入金は職員の人事異動に伴う給与費など、
一般会計からの繰入金で599万8千円の減額、及び前年度繰越金を受けての介護給付費準備基金繰入金3,569万5千円の減額により、合計で4,169万3千円の減額、款8 繰越金は前年度繰越金3,413万4千円の追加であります。
次に、歳出でありますが、款1 総務費は人事異動に伴う職員給与費などで599万8千円の減額が主なものであります。
なお、詳細につきましては、58ページの3以降、「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご覧いただきたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) この際、暫時休憩致します。
再開は11時10分と致します。
休憩 午前10時56分
再開 午前11時10分
○議長(
横山四郎君) ただいまから、会議を再開致します。
休憩前に引き続き、
提案理由の説明であります
議案第59号 平成14年度
小野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 平成14年度
小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成14年度
小野市水道事業会計補正予算(第1号)、以上3件を
水道部長。
(
水道部長 登壇)
○
水道部長(萩原絹夫君) 議案第59号
平成14年度
小野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の59ページであります。
第1条は、歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ630万円を減額し、予算総額を33億3,870万円にしようとするものであります。
今回の主な補正は、歳入につきましては、人件費等歳出の減額及び流域下水道維持管理還付金確定増に伴い、款5 項1
一般会計繰入金で3,180万円の減額、款7 項4 雑入で2,480万7千円の増額であります。
歳出につきましては、職員の異動に伴う人件費等の減額により款1 下水道費、項1 下水道管理費で66万1千円の増額、同款 項2
下水道整備事業費で696万1千円の減額をするものであります。
なお、詳細につきましては、59ページの3以降の「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご覧願いたいと存じます。
次に、議案第60号 平成14年度
小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の60ページであります。
第1条は、歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ2,380万円を減額し、予算総額を7億5,220万円にしようとするものであります。
今回の主な補正は、歳入につきましては人件費等歳出の減額に伴う、款5 項1
一般会計繰入金2,410万円の減額であります。
歳出につきましては、職員の異動に伴う人件費等の減額により、款1 総務費、項1 総務管理費で504万7千円、款2 事業費、項1
農業集落排水事業費で1,875万3千円の減額をするものであります。
なお、詳細につきましては、60ページの3以降の「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご高覧願いたいと存じます。
続きまして、議案第63号 平成14年度
小野市水道事業会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の63ページであります。
第2条 収益的収入及び支出の補正でありますが、支出について、人事異動に伴う人件費の増により270万円を増額し、総額18億270万円にしようとするものであります。
また、第3条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、ただいま説明致しましたことにより、所要の補正をしようとするものであります。
なお、詳細につきましては、63ページの1以降の
補正予算実施計画をご高覧願いたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第62号 平成14年度
小野市病院事業会計補正予算(第1号)について、
市民病院事務部長。
(
市民病院事務部長 登壇)
○
市民病院事務部長(峯山幸八君) 議案第62号 平成14年度
小野市病院事業会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の62ページであります。
第2条は収益的収入及び支出のうち、支出における予定額の一部を補正するもので、職員の退職等による給与費の減少に伴い医業費用を1,500万円減額し、過年度分損益修正損の増加による特別損失を1,500万円増額しようとするものであります。
第3条 資本的収入及び支出につきましては、眼科における医療機器整備を図るために補正するもので、収入では企業債を5,400万円、支出では建設改良費を5,700万円それぞれ増額しようとするものであります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、内部留保資金等で補填するものであります。
第4条 企業債、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費及び第6条の棚卸資産購入限度額については、それぞれ記載のとおり改めようとするものであります。
なお、詳細につきましては、
補正予算実施計画以降をご高覧いただきたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第64号 小野市はーと・シップ(
男女共同参画)
社会推進条例の制定について、議案第73号
温泉活用施設建設(建築)
工事請負契約について、議案第74号
温泉活用施設建設(
機械設備)
工事請負契約について、以上3件を審議監。
(審議監 登壇)
○審議監(小前裕一君) 議案第64号 小野市はーと・シップ(
男女共同参画)
社会推進条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の64ページであります。
ご承知のとおり、男女が互いに人権を尊重し合い、社会のあらゆる分野において、対等なパートナーとして、その能力を発揮することが保障され、ともに参画し、ともに責任を分かち合うことのできる社会を築くことは、重要な課題となっております。
このため、国におきましては、平成11年に
男女共同参画社会基本法が、兵庫県におきましては平成14年に
男女共同参画社会づくり条例が施行され、
男女共同参画社会の実現に向けての取組みが総合的かつ計画的に推進されております。
一方、小野市では平成14年3月に
男女共同参画の推進を図るための基本計画として、小野市
男女共同参画計画「はーと・シッププラン」を策定致しました。そして、このたび、市の目指す
男女共同参画社会の理念を明らかにするために条例を制定し、
男女共同参画社会の実現に向けた総合的な取組みをより効果的、計画的に推進ができるようにしようとするものであります。
この条例は、市民の方々によく理解してもらえるような条例にするため、難しい用語はできるだけ使わないようにしております。
なお、この条例の制定にあたりましては、
まちづくりモニターに対するアンケート、インターネットを活用しました意見の収集、
男女共同参画推進フォーラム会場での聴衆を対象としたアンケートなど、広く市民の皆様からご意見をいただくとともに、
男女共同参画推進市民会議に諮りまして、ご提言をいただきました。
この条例の構成や主な内容でございますが、まず前文を置きまして、
男女共同参画の意義や取組み、方針などを明確にしております。基本的な考え方と致しましては、社会のあらゆる分野において、男女の人権が尊重されること、性別による固定的な役割分担意識の改革が推進されること、男女が生涯にわたってできるだけ健康かつ安心して暮らせるよう、これを支える生活基盤と地域づくりを目指すこと等を定めております。
また、学校教育におきましては、性別役割分担意識等を背景とした区分をなくし、性差を超えた共同参画を一層促進するため、各学校に「
男女共同参画教育推進員」を置くことを定めております。
さらに、
男女共同参画を推進するためには、市、市民及び各種団体・事業者が連携、協働して行うことが重要なことから、それぞれが果たすべき責務を定めております。
なお、この条例の施行時期につきましては、平成14年10月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第73号
温泉活用施設のうち、建築にかかわる
工事請負契約について、
提案説明を致します。
議案書の73ページであります。
この議案は、契約金額5億3,550万円で、株式会社田村組 代表取締役 田村公平と請負契約を締結しようとするものであります。
工事内容につきましては、地上1階、一部地下1階、これは機械置き場でございますが、建屋面積2,259.83㎡の
温泉活用施設の建築工事であります。
議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第74号
温泉活用施設建設(
機械設備)
工事請負契約について、
提案説明を致します。
議案書の74ページであります。
この議案は、契約金額2億4,622万5千円、株式会社精研神戸営業所所長 小寺知史と請負契約を締結しようとするものであります。
工事内容につきましては、先ほどのとおり地上1階、一部地下1階(機械置き場)、建屋面積2,259.83㎡の
温泉活用施設の
機械設備工事であります。
議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第65号
小野市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、議案第66号
小野市都市開発事業管理基金条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(井上嘉之君) 議案第65号
小野市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の65ページであります。
平成14年8月から新しく児童館がオープン致しました。この児童館が土日開館の特別勤務職場となったため、関係条文を整備しようとするものであります。
なお、この条例は公布の日から施行し、平成14年8月1日から適用するものであります。
次に、議案第66号
小野市都市開発事業管理基金条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の66ページであります。
今回の改正は、基金が有している資金の管理運用形態として、現在は金融機関への預金及び国債等有価証券により管理を行っているところでありますが、加えて小野市土地開発公社への貸し付けができるよう、改正しようとするものであります。
なお、この条例は公布の日から施行するものであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第67号
小野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第68号
小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第69号
小野市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第71号
北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園規約の変更について、議案第75号
損害賠償の額の決定及び和解について、以上5件を
市民福祉部長。
(
市民福祉部長 登壇)
○
市民福祉部長(廣瀬宗男君) 議案第67号
小野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の67ページをお開き願います。
本議案は、国民健康保険法の一部改正が本年10月1日から施行されることに伴い、被保険者が医療機関などで支払う一部負担金の割合を3歳未満の場合を2割、70歳以上の場合を1割、または一定以上所得者の場合2割に改正しようとするものであり、それ以外の場合、すなわち3歳以上から69歳までは、従来どおりの3割であります。
ただし、従来からの退職被保険者及び退職被保険者の被扶養者の入院の場合の2割負担は現行のままでありますが、70歳以上に該当する場合は、改正後の負担割合となります。
なお、この条例の施行期日は、平成14年10月1日からとしようとするものであります。
次に、議案第68号
小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の68ページをお開き願います。
本議案は、
地方税法の一部改正が本年10月1日から施行されることに伴い、国民健康保険税の所得割額の算定方法の見直し、申告の見直し、及び上場株式の譲渡損失の繰越控除規定の創設を行うものであります。
改正内容について説明を致します。
まず、保険税の所得割額の算定方法の見直しでは、給与所得特別控除の廃止、青色事業専従者給与及び事業専従者控除の適用、公的年金等特別控除の廃止、及び長期譲渡所得などの特別控除の適用であります。
また、申告分離課税への一本化に伴い、申告義務が免除される者の範囲の見直し、及び上場株式の譲渡損失の繰越控除規定の創設を行うものであります。
以上、国民健康保険税の所得割額の算定方法は改正致しますが、国民健康保険税の減額世帯の所得金額の算定は従来どおりの方法によるものであります。
この
改正条例は、平成14年10月1日から施行し、平成15年度以降の年度分の国民健康保険税について適用するものであります。また、第14条の国保税の申告及び附則第8項の上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除の創設については、平成15年1月1日施行、平成16年度以降の年度分の国保税について適用するものであります。
次に、議案第69号
小野市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の69ページをお開き願います。
本議案は、老人保健法の改正を受け、兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱が本年10月1日から改正されることに伴い、
小野市福祉医療費助成に関する条例を県の改正要綱に準拠して、老人の対象者を65歳から69歳に限定し、支給する老人の福祉医療費を改正するものであります。
この
改正条例は、平成14年10月1日から施行しようとするものであります。
なお、経過措置と致しまして、附則第3項で平成14年10月1日から平成14年12月31日までは、1割の一部負担金の規定を適用し、一定以上所得者の場合の2割の規定は、平成15年1月1日からにしようとするものであります。
次に、議案第71号
北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園規約の変更について、
提案説明を致します。
議案書の71ページであります。
北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園は、肢体不自由児とその保護者をともに通園させ、機能障害の回復と療育指導を図り、もって児童福祉の向上のため設置した施設であります。
その運営は、西脇市ほか2市7町で組織する事務組合で行っておりますが、このたび、当該事務組合に吉川町が加入することとなったため、当該事務組合の規約を変更することについて、
地方自治法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
なお、この規約は兵庫県知事の許可のあった日から施行しようとするものであります。
次に、議案第75号
損害賠償の額の決定及び和解について、
提案説明を致します。
議案者の75ページをお開き願います。
本議案は、平成13年10月25日午前11時20分頃、市内久茂町235番地先の市道路上で発生致しました交通事故について、
損害賠償額の決定及び示談の締結をしようとするものであります。
損害賠償額は190万7,779円であります。内訳は物損による賠償額129,303円、人身
損害賠償額として治療費などで646,212円、慰謝料などで113万2,264円であります。
この内容につきましては、相手方も同意したものであり、議会の議決を求めるものであります。
なお、この
損害賠償額は市が加入しておりますそれぞれの保険収入により、全額補填される見込みであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第70号
小野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、消防長。
(消防長 登壇)
○消防長(山本 修君) 議案第70号
小野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、
提案説明を致します。
議案書の70ページであります。
この議案は、消防法及び消防法施行令の一部が改正され、公衆の出入りする場所等の指定が削除されたこと及び、従来燃料の種類及び建築物の構造により、別表第3から第6までに分類し、火気使用設備等を設置する場合の離隔距離を示していたものを別表第3として定めること、また避難上必要な施設等の管理に関する所要事項の整備、さらには指定数量未満の危険物の貯蔵及び取り扱いの基準等に違反した場合の罰則が引き上げられたことにより、それぞれ本条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、附則につきましては、
改正条例の施行期日及び経過措置を定めようとするものであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 次に、議案第72号
小野市道路線の変更について、技監。
(技監 登壇)
○技監(島袋英男君) 議案第72号
小野市道路線の変更について、
提案説明を致します。
議案書の72ページであります。
この議案は、市民生活の向上に資するため、路線の延長による道路区域の変更を行うものであります。
市道1638号線については、市道202号線に接続するために、路線を延長するもので、路線の終点及び延長の変更を行うものであります。
市道2236号線については、市道127号線に接続するために、路線を延長するもので、路線の起点及び延長の変更を行うものです。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
横山四郎君) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
これで、本日の日程は終了致しました。
この際、お諮り致します。
明日4日から11日までは、議案熟読のため、休会したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
横山四郎君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決定しました。
次の本会議は、9月12日午前10時から再開致します。
なお、質疑の発言通告は、明日4日正午までに議会事務局へ提出願います。
本日は、これをもって散会致します。
散会 午前11時39分...